皆さん、FXトレードの【本質】って知っていますか?
『手法』はよく聞くと思います。
その違いはというと、”幹”と”枝”です。
幹=本質
枝=手法
つまり、本質が分かっていないと、手法は使いこなせないんです。
手法だけで勝てないことはないですが、
勝ち続けることは難しくなります。
その理由は自分の都合の良いように手法を見てしまうんです。
例えば、恋愛がそうです。
相手を1度大好きになってしまうと、
どんなことでも良いように捉えてしまいます。
でも、本質的には相手が誰であれダメなところはダメなはずです。
ところが、気持ちが入ってしまうと自分の都合の良いように解釈してしまうんです。
トレードも同じことが起こります。
本質を理解していないと、
本質的にダメ場面で、手法では条件を満たしているとエントリーしてしまうんです。
これだと、勝てる手法だったとしても、勝ち続けることができなくなります。
同じ手法を使っているのに「勝てる人」と「負ける人」がいるのを聞いたことがありませんか?
その原因は、本質を理解しているかいないのかです。
あくまで、本質>手法の関係です。
本質を理解せずに手法を使おうとすると使いこなせません。
でも、本質を理解するのが面倒なので、手法の検証ばかりをやってしまうんですよね。
気持ちは分からなくはないんですけどね。
そもそも、【本質】って何でしょうか?
辞書には
本質・・・物事の根本的な性質・要素
とあります。
つまり、未来永劫変わらない普遍的なものです。
チャートというのは、さまざまな人間が『買い』と『売り』を繰り返し行うことで作られています。
要するに、【人間の欲の塊】です。
これが本質です。
でも、流石にざっくりし過ぎているので、もう少し噛み砕きます。
僕たちは、なぜ本質を知りたいのか?
それはトレードで利益を継続して上げ続けるためです。
そのために、「どういう場面を狙うのか?」が重要です。
そこで、人間の欲とチャートを関連付けるんです。
すると、チャートは波を描くという性質があります。
これは普遍的なものです。
そもそも、常に適正価格があるのならばチャートは波を描かずに一定になると思いませんか?
たまに、ファンダメンタルで一瞬上下するが、その後一定が普通なはずです。
でも、実際には波を描きます。
それは、人間がトレードにより適正価格を決めているからです。
つまり、人間の感情が入ってしまうので、常に適正価格からオーバーシュートするんです。
適正価格から上に行き過ぎると、利確や売りが入り、下に動き適正価格に戻る。
でも、下に行き過ぎると、利確や買いが入り、上に動き適正価格に戻る。
この繰り返しを行なっているんです。
こんなことは、誰でも分かっていると思っているでしょう?
でも、分かってはいるけど、理解出来ていないんです。
しかも、これを使いこなさないと勝ち続けられません。
この当たり前に普遍的なことをバカにせずに、一度立ち止まって考えてみてください。
現在、ある手法を使用しているが勝ちきれない人は、
この本質を意識して、
今の手法は本質のどの場面のどの状況をトレードしようとしているのかを
深く考えてみて下さい。
何かのヒントになると思います。
次回は「オーバーシュートをどうトレードに活かせば良いのか?」について書いていこうと思います。
お楽しみに!!
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